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| 2001/11/28 水曜日(ようやく体力も復帰) |
なんとか熱も下がり、のどのガラガラとタンが出るのを除けばほぼ元通りになりつつあります。 いやあつらかった。とはいえ仕事をサボれず、昨夜も深夜2時まで。 今日も朝からやってたんですが、 事件です! 昨夜、発覚したんですが、台所でゴソゴソ音がするので近づいたら ドン!と音がします。何か大物がいます。 でもみつからず、しょうがないのでしばらく仕事してもう一度見に行くと。。。 うわー!!!やられた。流し台のところに糞が。めちゃくちゃたくさん。 犯人はねずみです。壁の穴から侵入した模様。 ま、放っておけばそのうちどこかに行くかと思っていたんですが、 今朝、私の食パンを2枚かじられました。 これは大事件です! いかん、これではいかん!このままいくと食生活まで貧困になってしまう。 意を決して薬局へ。いろいろあるが単純なゴキブリほいほいタイプの 大型ねずみほいほいを買ってきました。800円です。 うーむ、高いが、ゴキブリのようにその辺でうろうろしてるだけでなく かなり大きな被害が目に見えていたので奮発しました。 で、数時間後に見に行ったらすでに捕まっていました。 単純なやつだ。。。足と頭が粘着テープにひっついて バタバタと動けない状況のまま暴れています。 外に持って行って夕方見に行くと疲労で死んだようです。 これで私の食料も安心。。。と思ったら糞害でその辺に ばい菌を巻き散らかされて大掃除です。パン、カップ麺等 被害総額1000円程度。食器が割られていなかったのが救いか。 さてどうやって捨てるのかな?と箱を見るとそのまま生ゴミとして お出しくださいと書いてある。明日はその日なので朝出しにいくが、 なんかちょっとかわいそうな感じもする(殺しておいて何を言うか)。 と、今日は午前中はバタバタでした。 さて部品も今日届き、溜まっている仕事を一気に片付け。。。 部品がちがーうっ!最近かなりの頻度で部品の納入ミスがあります。 文句をいうのも面倒なので再発注かけてますが、赤字になります。 と思っていたら、あ、これも違う。。。スーパーXR用の小さいバッグ頼んでたのに XLR用らしき大きいバッグが来ています。たまたまそのお客さんがいたので 聞いたら、「もういい」とのこと。他で発注するらしい。 古いスクーターのフロントパネルも頼んでいて、やっと来たー! って喜びもつかの間。パネルのステッカーは頼んでないのに 来てる。確かに注文書にパネル一枚と書いてステッカーはいりませんとは 書いていないのですが、この辺は担当者の判断が微妙です。 ステッカーくらい。。。とお思いでしょう。 パネルは6500円くらい。ところがステッカーは4500円もします。 えー、こんなステッカー2〜300円とちがうんかー? と思われるはず。違うのです。古いバイクのステッカーはわざわざ 作るのか高くなっていくのです。さてそのお客さん夕方とりに来ましたが ステッカーはいらん!ということでこれも部品売って4500円の赤字になりました。 どーしてくれんねんっ!(怒り沸騰の時は関西弁) で、バッグだけはキャンセルできそうですが、うちの店の信頼悪化、営業圧迫、 ストレス増加に私の風邪も長引きそうです。 ネット時代だから遠くの部品屋さんにお願いしてもいいかなとも思う今日この頃。 部品のミスを少し解析すると、どうも端末の入力ミスが多いみたい。 例えば頼んだクラッチケーブル58200−14D01。 来たケーブル58200−24D01。 一文字の違いは大きいのです。 アナログな時代であればバッグもケーブルも間違いは少ないはずですが、 効率を求めたやり方ではミスもこういうところで起きるのです。 さてさて部品が来るまでまたしばらく待たねばなりません。 週1回の配達では到底処理できない仕事量なので週に2回は取りにも行っているのですが、 それでも間に合わないのはこういうところにあります。 おまちいただいているお客さんすみません。今日はいいわけを書きました。 では。 |
| 2001/11/26 月曜日(ダウンしてました。。。) |
土、日は薬を飲みながら騙し騙し仕事してました。頭痛がひどくなったので これは完全に風邪ですね。20代までは病気で病院行ったのは多分2、3回? 30代になってからはもうずいぶん体力の衰えを感じます。 周りから病院へいけとも言われましたが、こんな体力で病院いったら それこそ他の病気うつされます。私はあの病人だらけの待合室でジット1時間近く待たされて 診療5分というのが大嫌いなのです。よく考えると当店もそんな感じかもしれません。 半年も1年も修理を待ってもらっているお客さんも実はいます。 その仕事はスペースがいるので場所があき次第と待ってもらっているのですが なかなかあきませんし、次から次へと事故などの臨時の修理が入ります。 一般の修理を断ればある程度スペースが空きますが、そうすると今月の家賃が払えず。。。 と悪循環です。時間ができたらとにかく店の在庫を減らすべくという努力を していかなければなりません。日本では場所は本当に財産ですね。 |
| 2001/11/22 木曜日(そろそろダウンしそうです。。。) |
最近、お客さんが注文された部品のキャンセルが多く、不良在庫が増えてきました。 ひとつひとつは数百円〜数千円なんですが、これ今までの分も全部たすと今月の家賃払えるのでは? と思う次第です。今日支払日ですが払うお金がなく、昨日も右往左往しておりました。 ま、なんとか今日の目処はたちそうですが月曜日に今度はクレジットカードの支払いが あってこれが間に合いそうにありません。待ってもらうように電話したりで 仕事どころではないのです。やはりお金は余裕がないと自営業は苦しいかきりです。 何で苦しいかといいますと最近中古車の買い取りがたくさんあったからで こちらとしては欲しい人の需要があれば買うのですが、処分に困られていたり 急ぎでスクーターが欲しいという要望で夜中も一生懸命働いているのですが、 本人さんはそう言って置いて、実は2ヶ月だけ乗りたいので貸して欲しい、とか。 どうも皆さん最初からはっきり言ってくれないので仕事の割り込み等の段取りが もうズタズタです。ヒューイズガレージに仕事を注文する際は、いつぐらいまでに どれくらいの予算で、どのように、と言うことを遠慮なくはっきり言って いただければと思います。あとでドンドン変更されてはこちらの段取りだけでなく 他のお客様のご迷惑になりますので。。。よろしくお願いします。 今日はのどから血が出るほど扁桃腺が腫れていて熱もあり休みたいのですが、 事故の調査員が来られるので無理してやってます。では。 |
| 2001/11/13 水曜日(世の中どこかおかしい。。。) |
飛行機また落ちました。つられて株価も。サラリーマンにとっては会社の利益が減ると きつい時代です。今回のはテロとは関係ないそうですが、あまりにタイミングが悪すぎますね。 日本でもかなり大きな事件があったのですが、みんなテロ関連で隠れてしまった感じです。 身近なところで、原発事故。浜岡原発の事故ですが、これも2回あってお互いに 関連性はなかったようです。つまりタイミングよく(悪く)同時期に事故がおきてしまった。 ことの重大さというのはマスコミの取り上げ方によるのが日本ですが、 私はこの事故の対応いかんによっては今後の日本の安全性は信頼できないものになると思っています。 飛行機事故もそうですが、人間のミスは必ずあります。事故は起きるものと考えて 対応策を作るのと、「事故は起きませんから安全です」というのではどう違うかを よく考えなければなりません。特に日本はこういった対応が全然できていません。 安全です、と言わないと不安を持たせるというのがお上の考えですが、 そういう態度だとこの情報社会ではボロがでるのは分かりきっています。 事なかれ主義や次世代への責任転嫁もあってなかなか自ら対策に力を入れる人は 現在の世の中では少ないようです。 安全性という言葉も簡単に使われてしまって何が安全なのかもよくわかりません。 さて私の経験談をすこし。 もう10年近く前になりますが、某企業を退職後、1週間もすると仕事をしないことに なにか不安を感じて近所の本屋で買ったアルバイトニュースをみて収入の多そうなものに 電話をかけたらすぐに採用。さっそく大阪から広島まで新幹線で飛ばされ、 その日に面接。で、次の日に今度は東北は福島県の相馬というところに 飛ばされました。仕事は発電所内の溶接箇所の焼鈍作業。これは溶接した部分がその回りに くらべて金属が固くなってしまうのでこの部分にコイルを巻いて電流を流し その熱を利用してやきなましという作業をして鉄を割れにくくするものです。 これを行なわないと振動や金属疲労でクラックが入り、そこから漏れが発生します。 発電所の配管は主に、発電に使う水蒸気を通る配管と冷却用の水の配管ですが ともに今事件となっている部分そのものです。 で、なぜ事故がおきるか。 金属疲労などと言われていますが、実は人的ミスがほとんどだと思っています。 実は発電所の作業は下請けの下請けの下請けのさらに下請けの孫請けくらい いろんな会社がお上の仕事に群がってやっています。 よって私のような素人がいきなりそんななかで作業をするわけです。 まずやり方をおぼえるのに1週間はかかります。その間はミスの連続です。 次に計器の故障でミスがでます。建設現場ですから環境も悪く、かつ 作業している人間がバイトばかりでいい加減なので取り付けミスもあり、 まともなデータが取れないことがあります。焼鈍データはその配管ひとつひとつの データをとってお上にグラフを書類として提出します。その数は膨大で 私がいた10人程度の会社でも1ヶ月に1000箇所以上。 計測ミスした部分はどうするか?もう一度焼鈍するわけにはいかないので よいデータが取れそうなところをあらかじめ2台機械をセットしておき ひとつの配管で2個データを取っておき、ミスしたときにそのデータを 添付して使うのです。ことの重大さはビギナーの私達にはわかりません。 チャイナシンドロームという映画がありましたがまさにそのものです。 しかも「あ、これやばいのでは?」と思った頃には契約期間も切れて 現場からさようならです。しかも給与が毎日夕方6時には帰ってくるのに月50万円を 越えるわけですから誰も文句をいわないのです。 上の会社は一人あたりいくらもらってるんでしょうねえ。 で、発電所の事故が起きるたびに、お上が 「設計上の問題はありません」 「検査したときは問題なかった」 「この事故は想定できなかった事故です」 そんな言い訳ばかりです。はっきり言いましょう。 日本の原発は危険です。お上は一度バイトとして労働してみるべきです。 ただ、下請けの仕事がいい加減なわけではありません。ちゃんと機能してやっています。 ですが、本当に孫請け会社が多く責任もあいまいになっているのに 上の会社からは納期があって、それしか方法がないようなシステムになっていることに 問題があります。一番上のお上やそのすぐ下の大会社は一番下まで どうなっているか管理することができないのです。 こういった建設業界のシステムがある限り日本での大規模事業での安全性は はっきり言ってありません。被害が大きくなる原発に関して言えば 利益や今後のエネルギー代替策よりも今これから起きる事故による被害を なくす方が優先だと思っています。原発そのものは必要と感じますが 現在稼動している原発や今後このような建設システムで作られる原発は 全部廃止すべきです。これが店主の意見です。狂牛病なんかでも後手後手に 回っていますが、原発事故が起きた後どうなるかはチェルノブイリの経験を もってよく考えるべきです。外務省のようにくだらん裏金プールなんぞやってる 暇があったら一番下で働いている人に混じって事実を知るべきです。 「事故は起きてからでは遅いこともある」 では。 |
| 2001/11/08 木曜日(ちょっと寒くなりました) |
サファリラリーのことを何も書いていないのでお客さんからどうだったんですか?って よく聞かれます。チームヒューイズガレージの2人、私とまめぞーさんは無事完走しました。 オーストラリアのど真ん中にあるアリススプリングスという町をスタートし、 エアーズロックまで行ってまた戻るような感じでジグザグにダーウィンまで。 ハイウェイを通って行けば2000キロないくらいですが、コースはトータル4300キロ。 長い日は1日で850キロも走りました。その日は本当にずっとダートでしたね。 でも思ったよりも疲れないんですよ。むしろオンロードを座ったままずっと走る方が 体が固くなって疲れそう。そうオートバイの上でちょこまか動く程度なら 普段仕事しているのと対して変わらないんですね。一番つらかったのが睡眠不足。 毎日10回くらいこけてキャンプ地に着くもんだから、マシンのダメージが大きく ルーチンの整備だけではすまず、修理が朝の2時、3時というのがほとんどでした。 メカの西谷さんには大変苦労をかけてしまいました。すみません。 まめぞーさんは超がつくくらい丁寧な運転だったので毎日ほとんど壊れず 帰ってきます。結局最後までハンドル換えてなかったですね。 私は3本使いました!ハンドル曲がると深い砂地でハンドル取られたときに 本能的にハンドルをまっすぐにしてしまうのですが、曲がっているから ハンドルをしっかり握っていてもドンドン曲がって加速できずに また砂に埋まって転倒!ばかり。時速20キロくらい出たら 問題なく進むんですが、そこにたどりつくまでにハンドル取られてこけちゃうんです。 だからハンドルはまっすぐの方が断然走りやすかったですね。 お店で整備する上でもいろいろ勉強になりました。 さて結果ですが、インターナショナルクラスに8台エントリーしていて (そのほとんどが日本人です)7位と8位を独占!しました。 でも250クラスで1位と2位です...ハハハ。 ワールドカップクラスはちょっと距離が長かったのでそちらの方が 面白かったかもしれませんが、速さが全然違いました。 私のようなエセオフロードライダーでは無理ですね。 さて今回のエントリーは現地でバイク買って、自走で行って、現地でレンタカー借りて サポートカー作ってととにかくコミュニケーションがたくさんあったので 友達がとてもたくさん増えました。ラリー中にテントが隣りで仲良くなった タスマニアから来たヴ−ンさん。最後の表彰式でTシャツ交換しました。 こっちはMFJの寄付Tシャツで向こうは恰好いいホンダのまっかなやつ。 これで表彰台に立たせていただきました。が、優勝の楯を落っことして割ってしまい 大受けでした。(関西人は受けたら勝ち!なのです) でラリー中に知り合ったツーリングライダーのチームとラリー後も ダーウィンの町中でちょくちょくあって晩御飯とかを一緒にとりました。 5ドルでステーキ食い放題ですよ!もちろんサラダやくだものもあって。 やっぱりオーストラリアは良い!でその時にあった方で オーストラリアンダートバイクの編集者の方ともたくさんお話したんですが、 なんと最新号のその雑誌に出てしまいました! こちらとこちらです。 下に元ホンダワークス500ccGPライダーのダリルビーティ(初日骨折リタイヤ)がいますね! 走行中のかっこいい写真もあるんですが、こちらはウェブに載せる著作権使用料が 110ドルとの返答でしたので載せられません。店に来られた方は見てください。 ということでサファリはめっちゃ楽しかったです。 チームとしても完全なプライベートで面白いエントリーだったと思います。 メカの西谷さんは現地のラジオ局のインタビューを受けてましたし、 マメさんもその風貌は結構目を引いていたと思います。 あ、そうそう、まめぞーさんからかりた大金、早く返しますね! では。 |
| 2001/11/07 水曜日(先入観?) |
ここ何週間かは正しい生活が出来ない日々です。まず睡眠時間が足りない。寝る時間はもう 朝の3時、4時が当たり前。昨日も4時に寝たが今これを書いているのは朝の7時半。 こんなんで正しい判断ができるのかは不明だが、最近テンションが高いのかこれといって つらい感じもない。偏頭痛と口の中が荒れたり、手が荒れていたりは最近当たり前の状態で 慣れてしまった。食事はというと、ごはんと納豆だけとか。お客さんにもらった牛すじなんぞを タイムリーな時期に食べたり。(昨日気がついたが既に半年期限切れ) ま、そんな状況でも仕事はドンドン入ってきて先入観によるミスをいくつか。 まずスクーターのディスクブレーキ。パッド交換をしたけどエア抜きができないと 持ち込まれました。持ち込んだお客さんのバイクではなくその会社の社長のものだと言う。 ブレーキは効いていましたか?と聞くと今まで乗っていてパッド交換をしてから 変になったという。早速エア抜きをやってみますが何か変。 しょうがないので必殺技を使うけどもやはりだめ。 キャリパをばらすとピストンが固着。エアで抜いて見るとひどい状態。 パッドを新しいものにするときはやはりピストンを掃除してから押し込まないと あとで大変な目にあいます。キャリパを清掃して組み付けてフルードを入れます。 これで大丈夫かな?と思いましたがやはりエアが抜けない。 最後はマスターシリンダです。取り外そうとするとダストシールがない。 どうも以前に一度ばらしたらしい。でカップを見ると。。。見事に欠けていました。 こら、だめだわ。油圧がかかるわけが無い。ということでパッド交換前に効いていたというのは 嘘で、その先入観にとらわれたミスだったわけです。ま、キャリパの状態もよくなかったので 全体のオーバーホールはしなければならなかったのですけれど。 何も言われずに作業を開始していれば、マスター側の泡の出方をみて リリーフポートからいつまでもエアが出て、しかもブシュブシュと音がしているのを 見ればそこだー!ってすぐにわかったのにね。こういう現象をマスターが呼吸しているといいます。 次にCD50。走行中に変な音がして止まってしまったとのこと。 知人がエンジンオイルを交換してみたがやはりダメだと。 まあオイル交換で直る故障はありませんが、とりあえずキックすると確かにクランキング1周につき ガチャンと変な音がします。ふーむ。。。ま、バラスか。 とりあえずオイルを抜きます。汚いです。本当にオイル換えたのかなあ? (ここで気がつけばよかったんですけどね>>*A) で、最後までオイルを抜くとアルミ粉がでてきます。おお、これは怪しいな。 クランクケースカバーをあけるとゴミがたくさん。 オイルフィルタのメッシュのネットを見ると長いボルトを突き刺したのか 穴があいています。フィルタになっていません。クランクがクルクル回るのを 確認しますとウェブになにか引っ付いています。磁石を持ち出して取り出してみると サークリップです。ピストンのサークリップがなぜこんなところに。。。 ギア周りでこんな部品使っていないしなあ。。。エンジン開けるか。 (この時点でも良く考えれば無駄なことはしなくてよかった>>*B) 作業の姿勢がきついのでエンジンを下ろします。CD50は簡単でチェーンを外し ステップ、マフラーブレーキ等を取るとあとはボルト2本抜けば降ります。 モンキーゴリラ系がいじりたくなるのはこの辺が簡単だからだと思います。 さてヘッド周りからばらしてカムスプロケットを外します。 あれ、チェーンがずいぶん緩いな。テンションが死んでいるのかな?と エンジンをひっくり返してテンショナを外してみます。と。。。 バネが入っていません。あれー?なんだ??? ドライバーで押してみるとテンショナ-が押し込まれます。 あ。。。。 この時点で*Aの原因がわかりました。彼らはオイル交換したといっていましたが テンショナのボルトを外していたのです。この部分はクランクケース下側にあり 知らない人はドレンボルトと勘違いします。でその時にバネを紛失した模様。 じゃあなんでエンジンがとまったのか? オイル交換(ではないが)前に調子が悪くなっていたと言っていたはず。 サークリップが原因か? とりあえずシリンダを外しピストンを見ますとサークリップがしっかり入っています。 エンジン内にサークリップを使用しているところは全部入っているし 大きさ、形が違います。これはあきらかにピストンサークリップです。 *Bの原因もわかりました。このエンジン、以前に誰かが開けていて ピストンサークリップをクランクケース内に落っことしていたんですね。 で、それを取り出さず、新しいサークリップをつけてそのままエンジンを 組み上げたと思われます。何ちゅうことを。。。 2ストじゃあるまいしサークリップが外れてケースに落ちるなんて 良く考えればシリンダ壁があるから絶対にありえないのになあと。 ま、組みなおしてテンショナを無理にボルトで押し込んだままにして クランクを回してみるとクルクルとスムースに回ります。火花も飛んでいます。 問題ないですね。結局原因は誰かが以前に落っことしたサークリップでした。 ピストンを組みときはケースにモノが入らないようにウェス等でふさいで おきましょう!この件もお客さんの言葉が先入観となって いろいろ悩んだ次第です。オイルを換えたという点ではっと気がついていれば サークリップを発見して取り除いた時点でこの修理はすぐに終わっていたのに。 そんな感じで先入観により仕事がとても時間がかかってしまった2点でした。 最初から全バラにした方が早かった例でもあります。 いい勉強になりました。ちなみに前者は1時間。後者は4時間もかかってしまいました。 |
| 2001/11/06 火曜日(事故に悩む) |
昨夜は昨日の小言で書いたバイクの引き上げを土砂降りの中、 夜中にやり、戻ってくる途中246のトンネルで事故がありました。 取りに行くときに雨が強いのにみんなぶっ飛ばしているので怖いなあと 思いそのトンネル(大和バイパスの先です)は通らずに上の信号のある方を 通って行ったのですが、帰りは消防車まで来ている始末。 それでなくても最近工事がいたるところであってどこへ行くにも 時間が遅れ気味なのにこの事故で大渋滞です。 結局朝の2時をまわって帰ってきまして、残っている仕事の再開。 なんだか眠気も飛んでしまい徹夜でもしようかと思いましたが 明日のことを考えるとそうもいかずビールを飲んで無理やり就寝。 さてあけてみると今日も事故の話。近所のお客さんでスクーターに乗る おばさんがクルマに引きずられてしまった模様。事故があったのは先週の話。 状況はクルマが追い越しをかけてそのままスクーターの横へ。(追い越し禁止場所です) 対向車が近づいてきたとかで車が左に避けたところ、抜いたスクーターを クルマの左後部に当ててそのまま気づかず20〜30m引きずってしまったらしい。 おばさんは救急車で運ばれ、肩の骨を骨折。各部の脱臼。右腕も相当な怪我。 一時は切断かと大騒ぎになったそうだが、こんな事故だったのに、 事故した直後に相手の学生は、怪我の処置もせず病院にも行かず 警察へ行っていたらしい。おばさん一人で救急車に乗せられ 病院へ行ったが、動転していたのか、病院側に事故の状況が伝わらずか、 病院のベッドがないとかで簡単な処置のあと家に帰されたと言う。 そのときは骨折しているかどうかも不明だったとのことで、 帰宅後、激痛と吐き気がすごく、もう一度病院へ。 すると今度はちゃんと診断してくれ、X線やCT等を取ると一大事なことが わかり即入院。これ医者の誤診だと言ってもいいと思いますが、 入院用のベッドがないと最初言っていたのはどういうことなんだろう。 それはともかく、相手の学生(21歳)は春に買ったばかりのクルマで 保険は電話のCMでおなじみの外資系。 事故は1週間ほど前のことだったのだが、すぐに相手の保険会社から 資料が届き、中をあけると、保険金の支払いについての用紙。 タイトルは「交通事故と治療費」 Q&A式に書かれていて、病院での治療費の払い方、から 健康保険を使う場合と自由診療がどちらが有利か?とか 過失が8:2の場合はこちらが25万円得しますとか、そんなことが書いてある。 見せてもらったが、今はそれどころではない。 まず確実な治療を行なうべき。お金の精算なんてあとでもいいのに その保険会社はとにかくどちらにするか早く決めてくれと電話がくる。 第一過失割合も決まっていないのに、最初に決めないといけないなんて おかしすぎる。決めたらそれによって過失を決められそうな感じさえ受けた。 また用紙の中には同意書というのもあって、すべてをその保険会社に同意します。 という内容のもの。この同意書は○○の効力がありますとか、 いかにも保険屋らしい強気な書き方をしていて、ものすごく失礼な 感じを受けたのです。相手の方も21歳なので親が出てくる必要は ないのですが、ご両親が来られて見舞いにいかれたそう。ここまではいいが 本人はバイトなので来れませんという。まったくもって反省しているのか どうかわからない。車に乗り始めたばかりというが、だからと言って 許されるわけではなく、免許を取って公道を走ったそのときから みんな同じ条件なのです。あまりに誠意がみられないので警察が 事情聴取に来られたら(おばさんの方にはまだ警察は来ていないそうだ) 相手の罪を重くして欲しいというべきである。甘やかしてはいけない。 人身事故扱いになると相手の罪を軽くするか重くするかは 被害者が申告できるのです。仮に重い場合は即免停です。 このおばさん実は近くの会社の寮母さんで、寮の仕事が当面できません。 仕事の補償もしないといけないし、治療費だってバカにならないはず。 彼はいくら保険で払えるとはいえ、そんな態度でいいのだろうか? 私は、かなり憤慨していたところに相手の保険会社の対応もよろしくなかったので ちょっとイライラしながらそのご家族の方の相談にのっておりました。 業界ではその会社は支払いは良いとの評判。要するにお金で対応できるものは 時間をかけずにさっと出してその分の人件費を減らしているわけです。 ということで保険会社さんとは電話やファックスでのやりとりが中心になります。 その分、任意保険が安くなるしくみなのです。良い面もありますが、 事故の相手がこんな態度だと保険会社も出てきて話をして欲しくなります。 同意書にハンコ押して返送すれば保険会社が何から何まで動いて やってくれるのは便利ですが、こちらの気持ちはそこには入っていないような 気もします。病院の態度も最初一人で運ばれたこともあって 単独事故だと思われたらしく、かなり冷たかったと嘆いておりました。 保険でいろいろもめてしまうのはとても残念ですが 保険より先に人と人の心が伝わらないといつまでたっても お金で解決の世界のままです。被害者はこんな状態なら もっとお金ふんだくるぞ!となるし、加害者側も保険屋に任せてるからと なるわけです。保険は補償を買う商品ですが、どこか取り違えているところが あるといつも思っています。 当店も保険代理店をやっていますが、最近の新しい保険には 人身傷害特約というのが最初からセットになって割安になっているものが あります。これは今回のような事故の場合でも過失割合に関係なく 全額支払いを保険会社がしてくれるというもの。今までの搭乗者傷害保険は 過失割合によって支払いされるので治療費を全額まかなわれなかったり、 今回のように自由診療にするか健康保険を使うかなんてことを考えなくても よいので気持ちの上でとても楽です。また今までの搭乗者傷害を 外してしまってもこの人身傷害特約だけを対人対物とセットにしてしまうと 補償内容は良くなるのに保険金額が下がるという逆転現象が起きます。 特に自家用乗用車の方は是非見直しをお勧めします。残念ながら2輪にこの特約を つけると以前よりも相当高くなります。この辺が保険会社の利益重視体質が まだまだあり、問題だと思っております。保険会社は法律上は必要な経費等を 除いた上で利益がゼロになるようにしないといけないんですけどね。 最後に、事故が起こる原因は必ずあります。そして事故は必ず起きるものと 常に思って運転しなければなりません。事故をしたあとの対応も日頃から 考えておかないとイザと言うときに慌てて動けない場合が多いです。 いまいちど確認を!そして事故をおこしてしまったら誠意を持って対応してあげてください。 |
| 2001/11/05 月曜日(保証に悩む) |
お客さんからの電話。「バイクが止まりました。助けてください。」 そこまではよかったが「先日直していただいたばかりなので保証内でしょう。」 と言われ、どこまで保証していいのか。 車両は原付なので普段の足として通勤で使われている方は多い。この方は 割と体重があるが免許が原付しかないのでどうしても50ccしか乗れない。 しかも毎日片道10キロほどの道を走って通学とバイトに使われている。 足がないと困ると言うのでとにかく急いで引上げないといけない。 先日おきた現象というのは、今回と同じく走っていたら急に減速して遅くなった。 そのまま止まったら2度とかからなくなったというもの。 持ち帰ってみたときはキャブの中から砂のようなものがたくさん出てきて これらが詰ったのではと判断し、掃除したらセル一発で復活。 一応念のために各部を開けてみたところベルトの磨耗もないし、 特に問題はなさそうだった。 走ってみると加速の悪さには参ったが(普通の半分くらい)、 40キロからスピードが出だし、あっという間に70キロを 越えている。原付なので法的には不要な要域ではあるが こういう設定の改造パーツは多いし、いじるのも若い頃の楽しみである。 だが整備の面で言えばこれが問題のもと。中身がよくわからないのである。 加速の悪さは純正でないチャンバーやCDIなどがいろいろ入っていてこれらの 低速側のセッティングが出来ていないためだろうと判断。そのまま納車した。 今回の仕事は実は古くからの先輩の紹介で頂いたのでとにかく貧乏学生のために 安くやってあげてくれとの命を受け、片道1時間以上かかるところへ引上げ 納車、キャブの掃除に、他、プーリー等のチェックまでして7000円。 実際の工数は配送を入れると6時間にもなった。その半分はチェックや 整備前の掃除。今回もまた往復2時間半もかけて取りに行き、 しかもタダでやらねばならないのか?お客さんの言い分もわかる。 「ちゃんと直してください。でも1万円以上かかるならやめます。」 最初はそうであった。で、キャブのO/Hだけでエンジンはかかるようになったし ベルト等の磨耗もなかったのでこれでお客さんの要望(とにかく走れること)は 満足しているし、配送往復を入れても1万円でおつりがくるので よしとしていた。 だが、今回2回目になると、お客さんの言い分は「そちらのチェックミスではないか?」 に代わり、「ちゃんとやってくださいと言っていた」が大きく解釈されてきている。 確かに原因がほかにあるのだと思うのだが、走行はメーター一周しているし、 改造パーツ多数、しかも改造は友人達でやっているとのことなので 正しくついているかもわからない。日本のメーカーのバイクは 多少変な製品を間違って組んでも かなり安全なレベルで走れるのが救いでもあるが 不調になることは間違いない。 メーカーのテストは多岐にわたり相当な時間と費用をかけて行なわれているので その辺の店が作ったパーツに比べればはるかに良いものなのです。 さてどうしたものか。 一番簡単なのはノーマルパーツに戻すこと。ですが新車のようにはなりません。 各部の消耗、磨耗部も元に戻すには新車以上のお金がかかります。 かからなければそれは大量生産の意味がありません。 で、満足できる範囲での修復作業が修理の仕事なのです。 オーバーホールすると元の状態になるとか新車以上になったというのは たまたま公差範囲内の大量生産品に比べてよい設定値になった!というのが 正しい判断だと思います。 さてさて今夜12時前に引上げると約束したものの 置き場もないし、原因がいまいちつかみきれないバイクの 修理にどこまでお金をかけるべきか。断ることもできないし、 あきらめて欲しいとも言えない立場です。 さてどこが間違っているのでしょうか? 1.うちの対応 2.うちの仕事が不完全 3.お客さんの要望に無理がある 4.お客さんの選ぶ店が悪い 5.国の法律 6.バイクの品質 7.その他 お読みになられた方メールでご意見いただければと思います。 私は先輩に頼まれた時点で遠方なので、何かあったときに すぐに駆けつけられない場合の保証は厳しいということを 伝えてお断りすべきだったかと思っています。 ご近所の良いバイク屋を探してください!と。 こうしてまたヒューイズも信頼と費用と時間を失い、 お隣さんと同じ運命になるのではないかと。。。 く、くらい小言になってしまった。。。天気のせいだ!明日は晴れろ〜! p.s.ちなみにこのバイクはお客さんの委託でうちの中古車のページにあります。 AF35のディオです。6万円です。うちの取り分はありません。よろしくです。 |
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