GMD講習会の内容抜粋です。随時追加していきます。
第一回足回りリアショック編
まず言葉の説明。
アライメント・・・前後のタイヤやチェーン、サス、などフレームについているものがすべて一直線上にあること。
ジオメトリ・・・バイクの姿勢に対するデータのこと。つまりキャスター、トレール、スイングアームの対地角やタイヤ径など。
セットアップの順番と簡単な説明です。
1.基本整備+アライメントセットアップ
2.サスO/H+チューニング
3.ジオメトリのチューニング
1から3の順番でセットアップしていきます。逆はできません。
まず、基本整備ですが、今回の足回りに関する部分としてはフロントフォークを取り付けているヘッドパイプの
ベアリング。ここのガタがないかをチェック。当店でも良く触る部分です。当店ではO/Hベアリング交換代は
大体、部品代+3千円〜5千円です。ベアリングはボールだと安いんですが、テーパーローラーは高いです。
次にホイールのアライメント。ちゃんとまっすぐ一直線上に前を向いているか。これは本当にしっかり測ると
目視では出来ないそうです。GMDへGO!!。当店ではいわゆる遠くから眺める方法です。もちろんタダ。
チェーン引き調整等の場合は、缶コーヒー一本でしょうか。。。簡単ですからね。だれでも出来ます。
サスのO/Hですが、Fサスペンションは5000キロ走行か半年の早い方でO/Hが必要。
リアは10000キロか1年の早い方。
当店ではノーマルサスの場合、フォークオイル交換はオイル代+3000円くらい。
ジオメトリのセットアップは第3回に詳しくするとのことでパス!
リアショック編(ここから本題)
これも1から順に行います。
1.スプリングの硬さの決定
2.実プリロード(イニシャル)の決定>>サグ(1G)出し
3・ダンパー伸び側の調整
4.ダンパー圧側の調整
ばねはすでにショックユニットとして組まれている時点である程度縮めているので
プリロードがかかっていますが、この状態からのプリロードを実プリロードとします。
リアアクスル上方の車体側のわかりやすい位置にマーキングします。この高さをメジャーで測定。
いつも乗る恰好(ヘルメット他)にてまたがります。このときにメジャーで同じ点を測り、沈み込み量を見ます。
2cmから3cmであればOK。4cm以上のときは沈みすぎ(プリロード弱い)。
また2cmも沈まないときは硬すぎ(強い)プリロードをグリグリ回して調整します。
ただ、この辺、うちのお客さんの場合、足が届かないなどでほぼ最弱に
セットすることもあります。バイク換えろとは言いませんので。
フロントサスもやり方あるそうですが、前回やったそうで聞けませんでした。今度聞いておきます。
このときにプリロードの調整量を15mm以上かけても調整できない場合はバネが柔らかすぎ、
また5mmしかかけられない場合もバネが硬すぎで交換しないといけないそうです。
基準は大体10mmくらい。オーリンズでは12mmだそうです。
これが決定するとつぎはダンパー伸び側。これはサスを押して戻るときの速さを決定します。
弱いとすぐ戻るし、強いとなかなか戻ってこないことになります。戻ってこないと路面追従性が悪くなり、
路面ギャップによって視点がふわふわと上下に揺れてしまいます。逆に弱すぎるときもバネそのものの
ふわふわが同じく視点を揺らします。
伸び側は効き過ぎが多いそうなので、まずは効かない方向(押してすぐ戻る)から
攻めます。効きすぎるとスピードが上がってくるとはねる傾向になります。
最後に圧側。これはサスのスピードに依存します。サスのスピードというのはギャップにドンと急に乗り上げた時の
サスが動くスピードですから車速が上がってくればくるほどギャップ突き上げが激しくなりますので
自分が乗る速度域などにも依存します。はねたら少し戻すという方向で設定します。
これは実走しないとわからない部分です。
伸び側を決定したら圧側の調整が変わるので必ず、伸>>圧の順で設定します。
オーリンズサスでは2クリック単位で調整。ノーマルのサスでは、全開、全閉、中間の3箇所で大体
決まるみたいです。ノーマルでは、10段階あっても関係なく3つの位置であまり差が出ないとのこと。
最後にGMDでは、オーリンズ推奨とのことでした。繰り返しオーバーホールすると性能が復活するそうで
これはノーマルでついているサスのへたりに比べてよい点です。ノーマルは慣らしが終わったら
もう終わっていると、辛口コメントがありました。店主はそうは思っていませんが、
追求すればきりの無いところですので乗り手にゆだねます。
では、第2回足周りのセッティング編をお楽しみに。
5/13(土)PM7からです。行きたい方はメールください。
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