2000年GW、しばらく遠ざかっていた島旅を実現できた。新潟県村上市にて友人達と待ち合わせ、岩
船港よりフェリーにて粟島へ渡った。一緒の便に乗船していた釣り人は毎年来ていると話していた。
90分程で粟島へは上陸できる。島へ渡ると、町を散歩した。島へは車を持ち込めないため、いつも
と違って、リュックを背負い、テントを手に持ってのバックパッカー的な旅となった。内浦キャンプ
場にテントを構えた。ここは海岸のキャンプ場で遠方には日本海を挟んで新潟県が見える。翌日は徒
歩にて島の南側半周を散策した。結構な運動量となり、かなりくたくたとなった。島では毎年5月1
日が島開きとしてイベントが催される。港では漁船に竹を取り付け大漁旗を結んだ漁船が島へ入港す
るフェリーを一斉に迎えに出る。町には屋台が並び、沢山の魚や食べ物が並ぶ。粟島名物は何と言っ
ても「ワッパ煮」である。タイ、スズキ、ブリ、ヒラメなど磯の魚介類やササタケ、ウド、ネギなど
をワッパに入れて、焼いた石を投げ込んで煮る。味噌味で、かなり旨かったので一生忘れないであろ
う。屋台で購入したおにぎりも、あまりの旨さに忘れられない味(山椒の煮付け)であった。島開き
のイベントを堪能した後、村役場でレンタルサイクルを借りた。島の北側半周を観光するためである。
徒歩に比べれば数倍楽であろうと期待していたが、これが甘かった。レンタルサイクルは変速などつ
いていない、いわゆるママチャリで、島の北側もアップダウンがかなりきつく、あまりの疲労に絶望
していると、通り会わせた新潟から観光に来ていた女性2人の軽トラに便乗させてもらうことができ
助かった。粟島の特長を一つ付け加えると、島の女性はみんな三輪車に乗っている。大流行のようで
ある。粟島は大きさ的にも丁度よく、また、あまり観光地化もされておらず、ワッパ煮はかなり旨い
し、景勝地も沢山あって、釣り人のように毎年来たくなる手頃な島だと思った。また行きたい。